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2021年度 活動開始のご挨拶

新年度にあたり、ご挨拶を申し上げます。

はじめに、新型コロナウイルス感染症により影響を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。

また、全国の医療従事者はじめ保健・感染防止にご尽力されている関係者に敬意と深い感謝を申し上げます。

一日も早い、感染の終息を心よりお祈り申し上げます。

 

2020年度は、第1回「日本ネーミング大賞」を開催することができました。

おかげさまで、媒体露出も広告換算額で4億円を超え、とても関心の高いアワードとなり、

ネーミングの重要性をより広く多くの方々に認知いただけたのではないかと、自負しております。

 

しかし、いまだコロナ禍真っ只中、日本ネーミング協会は奮闘を続けております。

 

今、コロナが全てを変えつつある。

生活を、社会を、経済を、産業を、変えつつある。

その激変にネーミングは追いついていない。取り残されたまま宙に浮いている。

漂っている。そう思えてなりません。

 

コロナと対決する、デジタルコミュニケーション、A I、マーケット、流通・・・

「新・産業革命」と言っても過言でない時代の入り口。

それがまさに2021年度ではないでしょうか。

 

今ここで、表出するモノやコト、それらの鍵となるネーミングの変貌に、

日本ネーミング協会はどう立ち向かっていくのか。それが、今年度の課題だと考えます。

 

この激動の時代にネーミング力は機能するのか。

ネーミングの果たす役割は何か。

それを確認検証していく所存でございます。

 

一般社団法人日本ネーミング協会

会長 岩永 嘉弘