新年度にあたり、ご挨拶を申し上げます。

コロナパンデミックの長いトンネルを抜けた今、コロナへの向き合いも変わり、

私たちが迎えたのは、コロナという逆境が生み出し育てたネットマーケットと

それを支えたオンラインコミュニケーションでした。

デジタルとインターネットは、企業を変え、労働を変え、生活を変え、商品を変え

そのシンボル＝旗印であるネーミングにも大きな影響を与えました。

今、２０２４年春、まさにAI時代の幕開け。

その幕の向こうにネーミングはどんな姿を現すのか。

それを探りつつ注目しつつ、ネーミングの力を信じて明日のネーミングへの道標を

探っていきたいと思います。

かつてウインストン・チャーチルは

「全ての戦略には、ネーミングが必要である。」ネーミングがあって始めて戦略の勝敗は決する、

と喝破しました。今、このタイミンだからこそ、この言葉をきちんと考えていきたいと思います。

日本ネーミング協会は、6年目を迎えるこの春に、マーケットの夢と力を見据えて、

引き続きネーミングを応援していきたいと考えております。

一般社団法人日本ネーミング協会

会長　岩永 嘉弘